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【怒り】の奥には何がある?~ゴンの言葉から見えるもの~

【怒り】が浮かび上がらせる、相手の価値観

あなたは最近、誰かの【怒り】に触れたことがありますか?

【怒り】という感情は時に厄介で、理解しづらく、できれば避けたいものかもしれません。

でもその【怒り】の裏側に、“その人が何を大切にしているか”が隠れているとしたら——

今回は、そんな【怒り】にまつわる話を、HUNTER×HUNTERの一場面を通して考え
人間理解のヒントを探っていきます。

目次

この記事の結論(簡易版)

はじめに、この記事で伝えたい事を一言で述べます。

  • 相手を見る時は、その相手が何に対して【怒り】の感情を出すのかをよく観察しよう
  • 相手の【怒り】の出どころを見る事で、その人の根っこにある大事な価値観が浮かび上がる
    それを基に関係性や距離感を調整しよう

もっと詳しい結論を知りたい方はこちら

注意点

あくまで純粋な怒り・その人の価値観に関わる怒りなのかを判断して観察すること。

例えば、「物価高から節約生活を強いられてイライラしている」とか「仕事が繁忙期でいつもと違って怒りっぽい」など、単に余裕を無くしていたり本人のキャパオーバーが主な原因の、環境的要因のものはここには当てはまりません。
(※時間やお金の余裕が戻れば元に戻るため。この類の怒りについては、またいずれ別記事にしたいと思います。)

場面の紹介(HUNTER×HUNTER第1巻より)

ハンター試験会場へ向かう船の中で、クラピカとレオリオが一触即発の事態となる場面があります。

その状況でゴンが発したセリフから、相手の本質を見抜くための手がかりを探っていきます。

場面の背景説明

ハンター試験会場へ向かう船の中でゴン達三人に「なぜお前たちはハンターになりたい?」と問う船の船長。

話す事を拒否したレオリオとクラピカに「すでにハンター資格試験は始まってるんだよ」と告げる船長。

船長が雇われの試験官だったことを知ったクラピカとレオリオは、試験官にむけて各々の志望理由を話します。

クラピカは、自身の故郷を盗賊団・幻影旅団に襲われ、一族であるクルタ族を虐殺された過去を持つ青年。

クルタ族唯一の生き残りである彼の目的は、その仇である幻影旅団を捕まえるためにハンターになることでした。

一方レオリオは、試験官の顔色を伺って話すなんてゴメンだと言い放ち「金のためにハンターになる!」と明言します。

それを聞いたクラピカから「品性は金で買えないよ。レオリオ」と言われ、三度目の呼び捨てをされたことも相まって見下されたと感じ、レオリオの怒りが爆発します。

「うす汚ェクルタ族とかいう血を絶やしてやる」と告げると、今度はクラピカが激昂。
そのまま決闘するために外へと向かいます

面接そっちのけで決闘へ向かった二人を止めようとする試験官にゴンが言います。

「放っておこうよ。


『その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ』

ミトおばさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ。

オレには、二人が怒っている理由はとても大切なことだと思えるんだ。
止めない方がいいよ」

お互いの本当の胸の内が理解できたクラピカとレオリオ

ゴンの突拍子もない行動のおかげで船の上の決闘は収まりました。そして、後の一次試験中に志望理由の深い部分まで伝え合ったクラピカとレオリオは、本当の意味でお互いの事を理解するようになります。

クラピカにとってハンターになることは、大切な仲間の尊厳を取り戻す手段であり自分の“誇り”を懸けた人生の目標。

そんな彼にとって「薄汚い血のクルタ族」「その血を絶やしてやる」と言われた事は自分の人生そのものを否定された

と同時に、大切な同胞を著しく侮辱する発言をされた。

それが我慢ならず、だからこそあれほど激昂したのでした。

一方レオリオも、自身がなぜあれほど金に固執していたのか、その本当の理由を語ります。

かつて、病気に掛かった大切な友人が命を落とした過去がありました。

そしてその助けられなかった原因は単にお金が足りなかった事、つまり「治療費さえ出せれば」助けられたのです。

お金が原因で命を救えなかった後悔が原点にあり、「友達と同じ病気で苦しむ子供を無償で治す医者になる!」という夢を抱きました。

しかし、その医者になるためにはさらに莫大な学費(お金)が必要という残酷な現実がある事を知ったのです。

つまりレオリオにとって「金が欲しい」という言葉は、ただの物欲や欲ボケではなく、

友達をお金が理由で救えなかったという後悔と、そんな事を二度と経験したくないという信念の裏返しだったのです。

ニッキーの個人的推察

ここからは、この一連の場面について筆者・ニッキーが思う、個人的な考えを述べたいと思います。

二人の怒りの本質は何だったのか?

クラピカの怒りは

「自分が人生を掛けて達成したいと思っている事を全否定された事」
そして
「大切な同胞を侮辱された事」

それがクラピカの怒った理由であり、心の奥にある大切なものだった。

レオリオの怒りは、「自分の過去や信念を理解されず、“俗物”と決めつけられたこと」。

お金が欲しい本当の理由は「かつてお金が無いことで友達の命を救えなかった後悔の念」と

「自分自身が、亡くなった友達と同じ病気に掛かり苦しんでいる子供を治して、自分を最も苦しめたお金を取らずに救う事を成し遂げたい」事だった。

どちらにも共通していたのが、

「自分が日々生きていくための糧や人生で大事にしている価値観・目標・生きがい・信念を否定されたこと」

すなわちそれは、自身のアイデンティティの危機。

平たく言えば

「お前の人生、意味ないよ」
「お前のしようとしている事って無価値だろ?」

という言葉を投げかけられたに等しいということ。

そりゃ怒りますよね。

ここで冒頭のゴンの言葉

「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」

を思い出しましょう。

【怒り】は、人の本質を映し出す鏡。

この言葉が、物語と読者に静かな問いを投げかけてくるのです。

現実への落とし込み

以上を踏まえて、筆者・ニッキーが現実世界でこの考え方をどう使っていったかを3例紹介したいと思います。

現実へ応用させるイメージを掴んでくれれば幸いです。

前提

あくまでニッキーの主観であり推測であることをまずご了承下さい。

本当の所がどうなのかは分かりません。

ニッキーの実体験を3つ紹介

仲間への扱いや侮辱に怒った友達Aさん(女性)

フリーランスで仕事をしており、普段は飄々としている様が印象的な友達の女性Aさん。

しかしある時、何気ない雑談から過去の仕事でのちょっとしたトラブルについて話してくれた事がありました。

状況はこんな感じ。

仕事の依頼を受け、複数人で取り組む案件だと判断したAさんは、自分の信頼を置いている仲間に声を掛け、仕事に取り組んだ。その仲間の中には、フリーランスで仕事を受ける事が初めての人もいた。

しかし、依頼した相手がいい加減な対応を続ける人だった。

完成品に必要な要素について何度聞いても返事が曖昧で、仕方なく意図をできるだけ汲み取って提示したら
「なんか思ったのと違う」
と言われる。
しかし、結局具体的な指示はほとんどなく、すり合わせが上手くできないまま納品をした。

そして、上記のような状態にもかかわらず相手はこちらに責任を転嫁してきて、その仲間の仕事ぶりをディスる発言や明らかに配慮が足りない発言を事あるごとにしてきた

幸い、Aさんはじめみんな能力が高かったためなんとか相手の満足いく完成品を納品することはできた。

そのような話の中で印象的だったのは、Aさんが最も怒りをあらわにしたのは、依頼人の事や自分自身が受けた扱いではなく、仲間に対して依頼人が取った態度や発言、姿勢に対してだったのです。

曰く

「私自身は別にいいんですよ。こういうの慣れてるから対応しようと思えばできるし。

一番ムカついたのは、一緒に仕事をしてくれた仲間に対して、この依頼主が配慮の欠けた発言や態度を取ったり、雑な扱いをした事が許せなかった!

中には初めて個人で仕事を受けた人もいたのに、そんな気遣いをしなかった事に腹が立った!!」

との事。

これを聞いて、私はAさんを

  • とても仲間を大事にしている人
  • 仲間が感じる思いや気持ちを想像できる人
  • 自分自身の思いを大事にしつつも、仲間に対する気持ちの方が先にくる

という方だと感じました。

「ああ、良い人だな。尊敬する」と思い、この人とはこれからも良い関係でいたいな、と思いました。

それからは以前にも増して積極的にコミュニケーションを取ったり、できる範囲で彼女の手助けをするようにしました。

おかげさまで今も仲良くさせてもらってます。

とても頼りになる方です。

自分が損な役回りになる(と思える事)に激しく怒る元同僚B(男性)

中途採用で入ってきて、自分とコンビを組んで仕事をすることになった元同僚Bさん

歳は自分よりも一回り上、かつその仕事においてはベテランの方だった。

最初は特に問題なく、むしろ頼りになる方だと思っていた。

しかし、ある出来事がありBさんに対する見方が一変します。

ある時、分担して仕事をしなければならない場面がありました。
今思えば、私からの説明が足りなかった事は反省点でしたが、とにかく一刻を争う事態だったので、その場でそれぞれの業務の役割分担を決めて取り掛かりました。

私としては「とにかく全体としてこの業務が早く終わる事」を目的に分担したため、結果的に作業量の偏りが生まれ、Bさんには荷重が多めに掛かってしまいました。

その業務が終わった後、明らかに不機嫌になったBさん。
「どうかしましたか?」と聞くと、溜めていた不満が爆発し、私にこう言い放ちました

「なんで私がこんなに大変な部分をやらなきゃいけないんだ!?私が苦労してこれだけの事をしたのに、ニッキーさんがたったそれだけの事しかやらないなんておかしいじゃないか!!楽をしていてズルい!!!」

結構な衝撃でした。何を言ってるんだこの人は、と混乱しました。
私はあくまで「全体の進行度合いを計算し、完了に向けて最適となる事」を意識し割り振っただけです。
Bさんの方がベテランだったし、得意な部分も把握していたので、それに基づき割り振っただけでした。
しかし、Bさんにはそう映らなかったようです。

私はこの発言を聞いた時、Bさんに対してこう思いました

「この人とは今後しっかり距離を置いて接しよう」と心に決めた出来事でした。

具体的には、以下の事を守ろうと決め、実践しました。

  • 業務上で支障のない程度のやり取りはするが、自分のプライベート話はしない。
    どうしても話す必要がある時はできる限りはぐらかす
  • 無闇に手を貸さない・助けない(際限なく求め続けてくるため)
  • 被害者意識が強いため、今後揉める事があっても争わない
    相手と同じ土俵に乗らず、落とし所を探して着地する努力をする
  • 上司やリーダー役の人とは裏でBさんの問題点を情報共有し、いざという時は相談して抑え込む
    テイカー気質の人は権威に弱い傾向があるため)

案の定、その後も全体で取り組む業務を後回しにして自分事ばかり優先する、Bさんが原因で業務が遅れたのに言葉だけの謝罪で態度や行動は変わらず、あくまで冷静かつ客観的に業務上の問題点を指摘(not 人格)したら、私に矛先を向け揚げ足を取って責め立てる等々、散々な目にあいました。

しかし、上記の出来事からBさんの傾向を知り、立てた方針を守って接したおかげで何とか対処する事ができ、
いずれも大事には至りませんでした(もちろんストレスは感じましたよ😅)

Bさんはその後、ほどなくして会社を辞めました。
最初は一緒にコンビを組む相手だから仲良くやっていこう、と思って頑張りましたが、
途中でその危険性に気づき、方針転換して本当に良かったと思った出来事でした。

※テイカー気質の人(+その他の気質)の特徴とその対応策については
以下の動画が詳しいので参考にしてください。

「努力しない奴は大嫌い」と言い放った上司C(男性)

日頃からざっくばらんに話をする上司Cさん。表裏はなく、思ったことはストレートにいうタイプなので、私自身は話しやすい上司だなと思っていて日頃もよくやり取りをしています。

ある日、Cさんと二人、社用車で外出する機会があり、取り留めのない話をしながら車を運転していました。

普段、業務に関する事には厳しい態度を示すCさんですが、それ以外の事については比較的おおらかで
あまりこだわりも見せない方でした。

しかし、四年生大学の前を通りかかり、多くの学生が歩いているのを見て何気なく「人多いですね~」と話を振った時、少し語気を強めて意外な事を口にしました

「何も苦労を知らないボンボン共が・・・」

私はビックリして、その真意を聞いてみました。

Cさん曰く、

「こういう四年生大学に通う奴らなんて、どうせ親が学費その他諸々を払って大学に通わせて貰ってるんだろ?
バイトとかしても、そのお金を自分の好きな事に使うだけだろ?
バイトするんだったらそのお金で学費も全部自力で支払って通えばいい。
そのくせ、金掛けて大学行かせてもらってるのに、勉学に一生懸命取り組むわけでもなく遊び呆けて留年するやつもたくさんいるじゃないか。
甘ちゃん共の集まりよ、結局」

そして話は仕事の事に及び、言い放ったのがこの言葉でした。

「頑張って取り組んだ結果できないというなら話は分かるし、そういう奴はサポートして引き上げてやりたいと思う。

でも俺は、できない言い訳ばかりして努力しない奴らは知らん!そういうやつは大っ嫌いだ!!

Cさんの背景については、上司という事もあってあまり踏み込んで聞けてはいませんが、

自分より5歳くらい年上、いわゆる「現場叩き上げ」でここまで上り詰めた人でした。

そして、これまでも管理職として多くの部下を持ってきましたが、その中で数限りないほど

「できない言い訳を並べて行動しない人」

「不平不満をいうだけで改善に向けて行動しない人」

を見てきた、という過去があったそうです。

大学生に対するCさんの考え方の是非は本題からズレるので横に置いておきます。

私がここで述べたいのは、記事の本題である「その怒りの感情を踏まえて私がどう接し方を変えたか」についてです。

Cさんはできる・できないよりも、挑戦する姿勢や改善に向けた工夫に取り組むかを重要視し、評価の対象にしている人だと私は感じ取りました。

従って、私の普段の仕事の取り組みについて「見せ方」を以下のように変えました
(前提として、これまでも仕事は真面目に取り組んできた自負はあります)

  • これまでは業務を時間内にそつなく終わらせ、ただ終わった事を報告するだけだったが、それにプラスしてCさんに報告する際に工夫した点や努力した点を添えて報告するようにした
  • 朝礼などでCさんが全体に共有した内容や業務上の要望については迅速に行動に移し報告する
    (スピードを重視)
  • Cさんが共有し伝えた内容について、Cさんの意図とこちらの理解がズレていないか、しつこいくらい確認する習慣を付ける
  • 業務上の疑問が生じれば頻繁に質問する
    ただし、タイミングを見計らって聞く、今時間はあるか?とまず確認する、事前に調べて自分なりの考えを用意して聞く等の「質問する時の基本」は押さえた上で聞く
    (※日頃からCさんはみんなに対して「分からない事があれば遠慮なく聞きにくるように」と伝えていた)

以上を心がけて接し方を変えた結果、私へのCさんの反応や接し方が明らかにそれまでとは変わりました。例えば、

  • 「そこまで考えてくれるとは。俺も朝礼で全体に言った甲斐があったよ」という言葉を掛けてもらえた。
  • それまではトップダウンで指示や決定事項を伝えるだけだったCさんが、経営改善の具体案を書き出したものを提示して自分に対し「ニッキーさんはどう思う?何か足りない要素とか引っかかる点はある?」と聞いてくるようになった。
  • 二人きりになった場面で、まだ表になっていない本部からの情報を伝えてきて、「率直な意見を聞かせて欲しい」と意見を求めてきた。

などなど。

※上記の実践方法を見て「え?なんかセコい考え方じゃない?」と感じた方は以下の記事を参照下さい。

実力を適切にアピールする「見せ方」を意識し実践するのは、仕事においてとても重要な事です。

(参考記事)

ダイヤモンド・オンライン
職場で仕事の「仕込み」が上手い人は出世する。出世する人がやっているたった1つのこと どんなに仕事で成果を出しても、周りから「評価」されなければ無意味である……あなたも、自分より能力が低い人がなぜか上司から高く評価されていて、イラッとした経験がある...

まとめ

以上、ニッキーの実例を3つを紹介しました。落とし込みのイメージがなんとなく掴めたでしょうか?

3事例ともやっている事は共通しています。

「相手の【怒り】の感情が出た場面を観察し、その人の奥にある思いを推測・確認し、

それに基づいて接し方や見せ方、対応や距離感を変える」

【怒り】は激しい感情です。そこには相手の根本に関わる部分が確実に隠れています。

その情報をしっかりと読み取り活かすと、その後の人間関係が良い方向へ変化していきます。

この記事の結論(詳細版)

以上、この記事の結論をまとめます。

  1. 相手の【怒り】の感情を出すポイントを観察し、それに基づいて人間関係を調節しよう
  2. 相手の根っこの価値観を無意識に踏みにじる発言や行為、いわゆる「地雷」を踏んでいないか十分注意して振り返ってみよう。
  3. 人は根っこの価値観に反する行動は通常取れない。従って、そこを見極めて人間関係の距離感や接し方を調整する習慣が付けば、トラブルはかなり減る
  4. できるだけ価値観が似ている・同じ人達と過ごす時間を多く取ろう。楽しい人生にしたいなら、根っこの価値観が違う相手に時間を使うより、同じ価値観を持つ人達を探して一緒に過ごす時間を増やそう

特に3.で書いた通り、人は自由に選択できる場面では根っこにある価値観に背く行動は取りません。なぜなら、自分の本心はそのズレに否応なく気づき、抵抗するものだからです(スパイ養成訓練などを受けた特殊例は除く)

その証拠に、自分の本心を出すことが許されず、それを押し殺した決断や発言をした時にモヤモヤが心を覆ったという経験、あなたにもありませんか?

だからこそ、その本心が発現する瞬間である【怒り】を通して、相手を見る習慣を付けてみて下さい。

そこから得た情報はきっと、あなたの人間関係を改善する手がかりとなるはずです。

(漫画やアニメでは、そういう場面が数限りなく出てくるので、いずれ記事にしていきたいと思います。)

ニッキーから読者の皆さんへ問いかけ

あなたの周りにいる人はどんな事に怒りの感情を出しますか?
その裏にある思いまで想像したことはありますか?

相手の本質を知る重要なカギの一つとして、その部分を意識して人と接してみると、今までと見える景色が変わってくるかもしれません。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

※本記事内の画像の著作権は、すべて原作者および出版社に帰属します。
引用画像:『HUNTER×HUNTER』第1巻
© 冨樫義博/集英社
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